全国の二郎系ラーメンおすすめ10選【実食レビュー付き】
二郎系ラーメンを愛するすべての人へ——。
この記事では、全国を旅して二郎系ラーメンを食べ歩いた筆者が、「本当に美味しい」と心から思えたおすすめ店舗を、実食レビュー付きでご紹介します。
旅行好き・ラーメン好きの人に向けて、“味・雰囲気・ボリューム”三拍子そろった名店10選を厳選。二郎初心者にも分かりやすいよう、注文方法やマナー、健康面の情報までしっかりカバーしています。
二郎系ラーメンとは?初心者でもわかる特徴と魅力
二郎系ラーメンとは、「ラーメン二郎」にルーツを持ち、超極太麺・濃厚豚骨醤油スープ・山盛り野菜とニンニクを特徴とした独自スタイルのラーメンのことです。
🔍 二郎系の主な特徴
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麺:極太でワシワシとした食感
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スープ:濃厚な豚骨醤油ベース
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トッピング:もやし・キャベツ・ニンニク・アブラ(脂)・カラメ(味濃いめ)
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量:普通盛りでも一般のラーメンの大盛以上
さらに、インスパイア系と呼ばれる「二郎に似たが本家ではない店舗」も全国に多数存在し、それぞれが独自の進化を遂げています。
また、直系のラーメン二郎、インスパイア系の店舗も同ブログでは二郎系として紹介させていただきます。
「量が食べられない人」でも楽しめる?
筆者自身、実は胃袋があまり大きくないタイプなので、毎回「麺半分」や「麺1/3」で注文しています。
それでもしっかり満腹感があり、二郎系の魅力は十分に味わえます。
「量が多くて無理かも…」と不安な方も大丈夫。麺の量は食券提示時に調整可能ですし、お店によっては食券で少なめのものがあったり、丁寧に麺量を聞いてくれるところもあります。
「初めての方でも安心して食べられるラーメン」として、二郎系の魅力を感じてみてくださいね。
評価基準は3つ
筆者が全国を旅して選んだおすすめ店は、以下の3点を軸に評価しています。
項目 | 評価ポイント |
---|---|
味の完成度 | スープ・麺・トッピングのバランスと深み |
再訪したくなるか | 一度食べたら忘れられない満足度 |
店の雰囲気 | 並びやすさ、接客、清潔感、居心地など |
【エリア別】全国の二郎系ラーメンおすすめ10選
東京:ラーメン二郎 三田本店
- 場所:港区三田
- 特徴:ラーメン二郎の創始者であり「総帥」と呼ばれる山田拓美氏が今も尚、現役で厨房に君臨される店舗。全国の“ジロリアン”が一度は訪れる聖地。全ての始まり。
- 店舗情報:朝8:30から営業。レンゲなし。汁なしトッピングなどはなし。三角系で独特な形の店内。
- おすすめポイント:午前中に総帥出現率が高い。これがずば抜けてうまい!というより朝からバランスのいい美味しい一杯が食べられる。
東京:ラーメン富士丸 神谷本店
- 場所:北区神谷
- 特徴:元ラーメン二郎赤羽店。富士丸系と呼ばれ複数店舗を構える人気店。
- 店舗情報:夜営業のみ。座敷がある。
- おすすめポイント:豚感がありながらも甘めの乳化スープが中毒性有。いくらでも食べられそうなクタヤサイと味付アブラ。半分のってるゆで卵がも嬉しいポイント。ブタカスアブラが人気。
東京:自家製麺No11(板橋)
- 場所:板橋区大山金井町
- 特徴:元富士丸店主が作るいわゆる富士丸系。クタヤサイで油の甘さと醤油のキレのバランスが良い乳化スープ。なるとがのっていてかわいい。
- 店舗情報:定休日は基本ないが臨時休業などがある場合はXで告知される。浅草に2号店有り。元旦0時から営業することもある。
- おすすめポイント:とにかく美味しいのにあまり並ばずすぐ入れることが多い。店員さんがものすごく優しくて丁寧。
東京:えどもんど(西日暮里)
- 場所:荒川区西日暮里
- 特徴:富士丸系。コシのある太め平打ち麺。甘みとパンチのある濃厚な微乳化スープ。うずらが嬉しい。
- 店舗情報:回転早め。テーブル席有。中野に2号店有。
- おすすめポイント:ストⅡ好き、スーファミ世代にはたまらない店内装飾やBGM。器もかわいい。丁寧な接客。豚1枚1/3食券がある。
大阪:池田屋 吹田店
- 場所:吹田市
- 特徴:パンチのあるスープで旨味の暴力を味わえる。麺100g~400gまで食券有。味染みホロホロ豚がたまらない。ホワイトボードに現金対応のトッピング多数。喉ごしのいい平打ち太麺。ヤサイの盛りは控えめ。
- 店舗情報:京都の本店・福井店・東京高田馬場店とどこもそれぞれの特徴が有り、美味しくて綺麗な店内。
- おすすめポイント:小食から大食いまでみんな楽しめる。塩ラーメン・汁なしも食べられる。
群馬:自家製麺 大者
- 場所:高崎市
- 特徴:ハマる人はハマる、唯一無二のゴワボソ麺。目の前で湯で時間を計測したところ、だいたい40秒前後で麺上げ。ラーメンよりダイレクトに麺を味わえる汁なし・油そばがおすすめ。分厚くてホロホロのロールチャーシュー2枚とシャキヤサイも加わって食べ応え抜群。
- 店舗情報:一人づつ仕切りのあるカウンター席と緊張感のある無音の店内で麺と向き合える。駐車場多数有り。臨時休業などは公式Xで要確認。
- おすすめポイント:オールバックで個性的な店主の「トッピング↑」がクセになる。好き嫌いが分かれるここでしか味わえない麺はハマると抜け出せない。
福岡:ラーメン二郎 朝倉街道駅前店
- 場所:筑紫野市
- 特徴:九州初のラーメン二郎。微乳化スープと柔らかめの平打ち縮れ麺。ブタカス多めのアブラがおいしいのでアブラコールおすすめ。
- 店舗情報:博多駅から30~40分程。レンゲなし。土日の営業は公式Xで要チェック。
- おすすめポイント:初心者にも優しい丁寧な接客。ネギトッピングも相性抜群。醤油がキリっときいたしょっぱうまスープ。
東京:もみじ屋
- 場所:杉並区和泉
- 特徴:富士丸系。パンチのある醤油感とやや甘めなスープ。クタヤサイに豚感を存分に味わえるホロ豚。宅麺をやっておりネット注文ができる。できたてを店内で袋詰めしているのでお店の味を家でも楽しめる。
- 店舗情報:明大前にあり学生さんが多いので昼間の方が比較的混んでいる。
- おすすめポイント:トッピング生卵をすき焼き風にして食べるのがおすすめ。アブラコールは別皿提供されるので卵と混ぜたり少しづつのせたり、いろんな食べ方が楽しめる。
神奈川:MEN YARD FIGHT
- 場所:横浜市
- 特徴:蓮爾系と呼ばれるバキボキ麺が有名なお店。うどんのような超極太麺と強靭なコシが特徴。甘じょっぱ乳化スープ。ヤサイはコールなしだと少なめな印象。
- 店舗情報:平日のみの営業で24時まで。カフェ風のキレイでおしゃれな店内と、ハードコア系のBGM。
- おすすめポイント:他では見ない独特なトッピングも多数有り。筆者が注文したキクラゲはえげつない量のトッピングで食べ応え抜群でした。大者ともまた違う、ハマる人はハマる個性的で唯一無二の麺。
千葉:ラーメン二郎 京成大久保店
- 場所:船橋市
- 特徴:優しい雰囲気のご夫妻が営む、二郎で唯一いつでも味噌ラーメンが食べられる貴重なお店。
- 店舗情報:昼営業のみ。ノーマルのラーメンも美味しいが味噌が人気。30分程早く開店してくれる場合が多い。臨時休業多めだが公式アカウントはない。有志で情報を発信してくれてる眉鍋組さんのXアカウントを要チェック。
- おすすめポイント:濃厚でコクのあるピリ辛味噌スープ、デロ麺、キャベツ多めのヤサイ、味染みホロ豚すべてのバランスが最高。二郎界だけでなく味噌ラーメン界でも上位に食い込む美味しさ。
初心者におすすめの注文方法&マナーガイド
二郎系ラーメンは「独特な注文スタイル」があることで有名です。
でも心配しなくて大丈夫!ここでは初心者向けに、基本的な注文方法をわかりやすく解説します。
🥢 ステップ1:食券を買う
- 入口近くにある券売機で食券を購入。並ぶ前に買う店舗、並んでる途中で一定の場所に来たら買う店舗、入店のタイミングで買う店舗などがある。
- 初心者は「小ラーメン」または「ラーメン(普通)」がおすすめ。「ミニラーメン」などもともと少なめの量の食券がある店舗もある。
- 女性や少食な方は「麺少なめ」「麺半分」と伝えると◎。タイミングは並んでる途中で食券を店員さんに見せるときか、着席するまで提示を求められなければ着席してカウンターに置く時。
🥢 ステップ2:コール(無料トッピングの希望を伝える)
店員に「ニンニク入れますか?」と聞かれたら、以下のトッピングを希望できます
例①:「ニンニク少なめ、ヤサイ、アブラ、カラメ」=ニンニクを少し入れてヤサイとアブラを増やして味を濃いめにする。
例②:「ヤサイ少なめ、アブラ」=ニンニクは入れないでヤサイを減らしてアブラを増やす。
例③:「ニンニクで」=ニンニクは通常量入れてあとは通常量のヤサイとアブラ。
※しかしコールの仕方は店舗によって若干異なるため注意。マシと言わなくてもヤサイ、アブラなどは伝えることで量が増えるところがほとんど。マシ、マシマシでさらに増える場合もあるがマシマシはやってない店舗も多い。
二郎系好きに人気のサイドメニューも紹介
店舗によっては、隠れた人気メニューや変わり種トッピングがあります。
- 生卵:すき焼き風にディップして食べると相性抜群
- うずらの卵(富士丸系に多い):塩気と濃厚スープにベストマッチ
- チーズ・魚粉:インスパイア系でよく見かける“ジャンキー系”強化アイテム
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汁なしラーメン:まぜそばタイプで麺の旨みがダイレクト
自分なりのカスタムを楽しめるのも、二郎系の魅力のひとつです!
二郎系ラーメンと健康の話:たまには気にしたい豆知識
正直、カロリーや塩分は“盛りだくさん”な二郎系。でも、上手に付き合えば問題ありません。
✅ 健康的に楽しむコツ
- 麺を少なめに(筆者はいつも麺1/3か半分)
- コールのアブラは「なし」または「少なめ」に調整
- 店舗によっては味薄めや、スープにデフォで入るアブラもなくせたり減らせたりする
- 食後に少し遠い駅まで歩く
- 食後の黒烏龍茶や特茶などで吸収を抑える
- ヤサイでベジファーストをしつつ大量に食べて罪悪感を減らす
- 店舗によっては豚を1枚に減らせるところもある
身体と相談しながら、美味しさを楽しむスタイルが大切です😊
よくある質問(FAQ)
Q1. 初心者でも入りやすい店舗はありますか?
→ 紹介した中で比較的丁寧で初心者に優しいのは、自家製麺No11、エドモンド、二郎朝倉街道駅前店などです。
Q2. 「ニンニク入れますか?」って聞かれたらどう答えるの?
→ シンプルに「少なめでお願いします」や「なしで」と言えばOK!
Q3. 麺の量が不安です。どれくらいが普通?
→ 普通で300g以上ある店も。初回は「麺1/3」「麺半分」「麺少なめ」と伝えると安心です。
Q4. インスパイア系ってどう違うの?
→ 本家「ラーメン二郎」ではないけれど、二郎風を踏襲したお店。味や雰囲気も自由度が高く、初心者にはむしろおすすめ。
まとめ:全国の二郎系ラーメンは人生を豊かにする冒険だ!
二郎系ラーメンは、ただのラーメンではありません。
店ごとに味も雰囲気もルールも異なる、まるで“テーマパーク”のような食文化です。
筆者のように「量は食べられないけど、味が大好き」という人も楽しめます。
遠征ついでに食べる一杯は、旅の思い出としても格別です。
また同じ店舗でもその日によって(時間帯によっても)味の変化が感じられることがある。
上ブレ、下ブレなどと呼ばれいつもより美味しかったりイマイチに感じたり・・・。スープはもちろん麺の出来や硬さ、豚の味染みや食感、ヤサイの湯で加減など。その変化も含めて楽しめるのがラーメン二郎、二郎系だと筆者は感じています。
もしまだ食べたことがない人がいたら、ぜひこの記事を参考に、自分に合った一杯を見つけてみてください。
あなたのジロリアンライフが、ここから始まるかもしれません🍜✨
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